3月28日キハ66・67形大村線堪能の旅
今回は、大村線で最期の活躍をしているキハ66・67形について詳しくみていこうと思います。
~~~~~~~~~キハ66・67形の運用遍歴~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
昭和50年3月ダイヤ改正にて北九州、筑豊・日田彦山線、一部急行運用で久大本線や関門トンネルを通り下関まで乗り入れデビュー
昭和55年急行運用終了
昭和62年国鉄分割民営化、キハ66・67形は筑豊・篠栗線限定運用になる。
平成12年キハ66・67-1番ユニット赤11号、クリーム4号の組み合わせの国鉄急行色に塗装変更
同年全車が、長崎車両センターへ転属、転属にあたって、運賃箱・整理券発券機が車内に設置される。
平成22年7月、キハ66・67-12番ユニットがハウステンボスPRの為専用の塗装となる。
平成23年3月、キハ66・67-10番ユニットの台車交換と同時に塗装変更で国鉄急行色となる。
平成25年3月西九州新幹線整備新幹線事業が発足し工事に入る為、キハ66・67形全車が佐世保車両センターへ転属。
平成27年3月改正で4番ユニット、キハ66-4+キハ67-4が運用離脱
平成28年2月 4番ユニット廃車、残存編成の更新工事(エンジン換装、通風機撤去、変速機換装など)
平成28年3月残存編成、14編成28両(1・2・3・5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15)
令和2年3月13日(金)キハ66・67-15番ユニット+9番ユニット直方へ疎開回送される。
令和2年3月15日(日)キハ66・67-13番ユニット+キハ66・67-14番ユニット竹下へ疎開回送、翌17日小倉工場へ廃車回送
令和2年3月27日(金)長崎駅地上駅最終日
令和2年3月28日(土)新駅舎長崎駅高架化開業
キハ66・67形残存編成、10編成20両(1・2・3・5・6・7・8・110・11・12)
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キハ66・67形エンジン
登場時1975年、水平対向12気筒過給機付きDML30HSH
国鉄気動車エンジンの中では高出力であるが、エンジンの高回転域を、多用しトルクコンバーターの仕様と変速比の設定難などによる、オーバーヒートなどのトラブルが多発していた。
結果として最高出力の500PSから440PSの制限をかけトラブルは回避した。
1993年平成5年、新潟鐵工所製のDMF13HZA、420PSエンジンに換装した。
新エンジンは、直噴式横型直列6気筒で整備性や軽量化に貢献し低騒音化を実現した。
2001年までに全車施工、換装済みである。
近年のキハ66・67形の形式別写真
キハ66・67-1
キハ66・67-2
キハ66・67-3
キハ66・67-5
キハ66・67-6
キハ66・67-7
キハ66・67-8
キハ66・67-9
キハ66・67-110(10)
キハ66・67-11
キハ66・67-12
キハ66・67-13
キハ66・67-14
キハ66・67-15
ひととおり、紹介したとこで、ここからは、大村線の旅、という事で、長崎8:56発の
快速シーサイドライナー3226Dに乗車し佐世保駅を、目指す。
この日は、1番ユニットがやって来ました。
折り返し快速佐世保行きとなる。
佐世保11:05到着
折り返し佐世保11:11発区快4227Dにて途中の南風崎駅へ向かいます。
下り早岐方面ホーム
駅舎の外にある駅名標
上りホームの柵がある場所には、旧帝国海軍のゆかりの地として案内の看板が・・・
南風崎駅を1時間じっくり観察し、上り12:31発区快4229Dで浦上駅へ向かう。
新駅舎の1番ホームは、下り長崎方面用、現川方を見た構図
1番ホーム、長崎方を見た構図
ホームへの階段を下り、改札へ向かう。
階段を下りたとこには、真新しいトイレがある。
改札口は簡易的な作りで改札機は無く、SUGOCAのIC機器があり、横には有人窓口がある。
長崎県産の杉で作られた温かみのある天井
何かの模様?のような形を集めたモノ・・・芸術的なものなんだとは思うけど素人目には分からない・・・・
出入り口を出て右折すると昨日まで営業していた旧浦上駅ホームが・・・
旧浦上駅1番線現川方
旧浦上駅1番ホーム長崎方
旧浦上駅2番線現川方
旧浦上駅2番線長崎方
昨日、降り立ったホームが次の日には立ち入りが出来ないという感覚は初めてで、戸惑いしかない・・・
新駅舎の浦上駅、現川方にある標識には旧線付近の分岐は制限80のようである。
真新しい非常用停止装置
軌道も新しく綺麗である。
夕方のラッシュ時間帯限定運用の415系1500番台、長崎本線上り2876M
雨が降ってるので先端ではなく、アーケードがある屋根付近からの撮影でこれであるので、晴天時は、良さそうな撮影場所である。
長崎本線上り特急かもめ32号2032Mの入線
本日は、787系BM6編成のようである
対向列車の長崎本線下り特急かもめ25号2025Mは、私の、帰宅電となる上り特急かもめ34号2034Mになる編成である。本日は787系BM7編成であるが、ダイヤ改正で885系から787系に車種が変わったようである。
対向列車の遅れもあり3分遅れで32号は発車していきました。
その後、243Dに乗車し長崎駅へ!!
243Dにまさかの66・67形12番ユニットが入っており最期の最期に記録でき良かったです。
さて、いつもの時間になってしまった。永年、長崎から帰る帰宅電として利用している特急かもめ34号・・・・今回からは787系に運用変更のようである。
本日の編成は787系BM7編成
先程、浦上駅で会いましたが・・・・
数週間前に機器変更で車体側面にある行先表示器がLCDに変わったということで、早速、拝見することに・・・
車内は、特に変わってないようです。
クモロ787-7の車内
欲を言えば日豊線の元有明編成のようにグリーン車もコンセント付けてくれるとありがたいのですが・・・(BM編成は普通車指定席にしかコンセントは付いていない)
そんな事を思いながら夕暮れの幻想的な有明海を横に名古屋へ帰宅するのであった・・・・
ここで、コロナウイルスの影響について
社会情勢が日に日に、この病原菌の影響で悪くなってますが、その影響もあり、当然旅行などもできない事態です。私も仕事にかなり影響を受け自粛と言う名の自宅に篭る生活をしています。旅行記のブログですが暫くは、更新できそうもありません。息抜きで、三密を防ぎながらの撮影などは時々、していますので良ければブログにアップしたいと思います。皆さんもコロナウイルスで大事な人を亡くされたり、仕事を失ったりと辛い状況ではあると思いますが、この未曽有の危機を共に乗り越えましょう!!